ども´ω`)ノ 梅雨入りしたっぽい天気ですね。みなさん元気でしょうか。
さて、最近ど田舎のうちの会社の近くの、別の会社の建屋が解体されたようでね、その建屋からネズミやら猫やらがたくさん逃げ出してきているのだと。
で、いろいろ対策に苦慮しているのですね。
猫を捕まえたってねぇ、、、
しかし会社としてはコレは死活問題なわけでして。
いや、誰も、こんなあからさまな仕掛けで捕まるわけ無いと高をくくっていたのですが、捕まえちゃいまして。
先輩いわく「こんなあからさまな罠に捕まりやがって!バカネコが!(泣)」
そうです、わりとみんな、「捕まらないでくれよ」って思いつつ罠を仕掛けてるんでしょう。
そしたらかかっちゃった。
しばらくそのまま放置してたんですが、とうとう上長が来てしまいまして、
「なんだネコ捕まえたのか、早く処分してやれ。」
って言うんです。そりゃそうです。
先輩「いや、鑑賞してるんです」
上長「かわいそうかわいそう思うかもしれないけど、こんなところで弱るの待ってるほうがよっぽどかわいそうなんだぞ。早く楽にさせてやれ」
先輩「いや、飼ってるんです!」
そうです。誰もが処分なんてしたくないのです。
でも会社としては深刻な悪さをされるので、死活問題で、本当に困った存在となっているのです。
上長(60前後)いわく「結局一番悪いのは人間よ。こうして生きていくしかないんだから。動物だって必死に生きてるだけなんだから」
と、深く思った感じで言ってて、ぼくもまぁ、そのとおりだなと思わざる負えない。
うん、よくわかります。
上長「一番悪いのは、田舎だからって山の方に猫をたくさん捨てに来る人間がいることよ。それが増えてみんなに迷惑かけてるのさ」
うん、よくわかります。
しかし一方、田舎に捨てに来る人の気持ちもわからないでもないです。
こんなど田舎で、ネコを放つばかりに深刻な大迷惑をこうむる人がたくさんいるなんてことは、微塵も想像できないだろうし、一縷の望みを託したいのでしょう。
あるいは処分に困って、だろうけど。
そして先輩は渋々「こんなあからさまな仕掛けに捕まりやがって、バカ猫が!」などとブツブツ言いつつ、処分してました。
最終処分はぼくがしました。
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友人がね?猫好きでネコを救う活動をしてるんですよ。
他の友人達もね、ネコ好きでさ。
ぼくもネコ好きです。
会社に持っていってるバックはネコがプリントしてあるやつですw
なので切ないですねぇ。
そしていろいろ考えさせられます。
だって会社だけじゃなくてさ、農家の人が深刻な被害を及ぼすイノシシやたぬきなどの野良動物たちだって、生きてくだめに必死でやってるわけだし。
だけど人間も生きていかねばならんわけだから、そこはいろいろ対策を打たねばならんしね。
こういうことから全く関係ないところで生きているときには、いろいろ主張しやすいものですが、いざ目の前に現実を突きつけられると、まぁいろいろ考えさせられます。
まぁでも、一方で救う活動をしている人は、それはそれで大変尊いと思うし、
かと言って、本当は誰だって対策したくはないけれど、やむにやまれず対策するのだって、卑しいとも思わず。
しかしかわいそうと思うその心は、やはり人間の心であって、
そりゃ誰だって嫌なもんさ
と思う。
先輩は呪われたら上長のせいだ、とか言っていたけれど(上長に対しては冗談だけれど、呪いはまじで恐れてる感じでした)、
「それほど嫌なら自分がしましょうか?」と言おうと思ったくらいには、ぼくは呪いとかはまったく平気で、むしろ、ならばぼくが業は背負って、弔いの心を持ちつつネコにとって最後の縁となるのにはそれほど抵抗はないです。
が、やっぱ友達がネコを救う活動をしているのにこんなことするのは居心地は良くないです。
上長だって、いろいろ思うところがあるようで、言葉を聞いているといろいろ思っている部分はあるのだなぁと強く感じるわけです。
まぁ、でも前回の記事の「イワナの怪」じゃないですが、必要以上に殺生するのは良くないでしょうな。
人間の活動なんて、結局のところすべてのつながりの「おかげさま」で成り立ってるんだから。
いろいろ考えさせられる出来事でした(まぁこの一件で終わるとは思えないけれど)。
(他部署でもホント困っているようです。)
みなさん少なくとも田舎に動物を放つのはやめましょうね。
んじゃノシ
ちゃお♪