´ω`)ノ ども。週刊お茶どうのちゃお♪ですおはこんばんちは。
突然ですがみなさん、風の谷のナウシカって知ってます?
知ってますよね、有名なジブリの作品ですからね。
これの漫画版がぼくはすごく好きなんですけれども、もしよかったらみなさんも読んでみてください。
わりとムズいですがwたぶんブックオフで100円とかで売ってると思うんで。
これで、宮崎駿はナウシカに映画版の女神的なナウシカと違い、とんでもないことをやらせます。
・巨神兵に名を与え、息子として共に行動
・過去の高度科学文明時代の人間が世界の再生を願ってプログラムした「再生プログラム」をぶっ壊し、その種を虐殺
なんてことやらせてます。
映画版からしたら、とんでもないんですが、これが面白いんですな。
まず映画版では悪魔として描かれている巨神兵ですが、漫画版ではしっかりと仲裁者、調停者としての役割を果たせるほど知能が高く、
かつ放射能も備わっています。
アホな人間よりかは、ずっと賢い感じ。
んで、映画版と違い、世界の再生の謎が概ね解き明かされていて、
映画では世界は再生しているよー良かったねー 的な終わりでしたが
漫画版では、過去の良心的な地球の再生を願った科学者達による、地球の再生プログラムであることがわかって、
なんとナウシカはそれをすべて破壊してしまいますwww
なんということでしょう(゚Д゚)
未来のための種も巨神兵とともにすべて殲滅!
ここまで書くとナウシカがもう完全に悪魔の化身みたいな感じですが、実際世界の再生、地球の浄化を願った過去の科学者からしたら
悪魔の化身そのもの
ですw
で、宮崎駿がそんな平板な物語にするわけはなく、
わりと深いので時間があるときご覧あれ。
ナウシカの思想は、
愚かさも、滅びも、それらすべて内包する人間と生物は、それ自身がそれ自身のために生きている。
というもので、わりとぼく自身が観ている世界のありようと似てて、その話が好きなんですよね。
ぼくがよく、自称覚醒者と言ってるスピリチュアルな人々wの、
この世は幻想
この世に意味はない
って言ってるのを毛嫌いしているのは、
この世もあの世もすべて分けることのできない生なんだよ
という視点が抜けてるからです。某彼女らは知らないのかもしれないですが。
色即是空空即是色
はね、この世は空(くう)で、空はこの世と言ってるんだけど、
それはこの世も「すべて」と他ならないんだよ
ってことなんですゾ
で、覚醒したからにはそれがわかってるはずなのに、覚醒者ってこの世をないがしろにするんだよな。
まぁ確かに意味はないんだけど、この世にも意図があることを知ってて、それを無視したこの論理がきらい。
漫画版風の谷のナウシカって、そういうすべての可能性をすべて受け止めて、ホコリと汚濁も生きていく 的な根底があってぼくは好きなんです。
正義⇔悪
ではなくて、混沌にきらめく生 という感じですねぇ。この場合、「混沌」と「きらめく生」は等価です。
スピ優等生には非常に受け入れがたいと思うけれどもw
ま、興味が湧いたら一度古本でも買って読んでみてください。
難解で泥臭い話です。
んじゃ( *`- ω -´)ノシ
ちゃお♪