わだかまり VS KYの破壊力
´ω`)ノども。コンニチハ。
昨日、子どもたちが「あたしンち」をPCで見ててね、奧タンがまた言うの。
川* ̄ー ̄) 「あたしンち」の家族ってあなたの家族ソックリ。
お父さんがジィジ(今は亡き)
お母さんがバァバ
みかんがぼく
ユズヒコがぼくの妹
性格がソックリなのだそうな。
たしかにそうかもしれん。
それであたしンちのお母さんを見て思い出した。
うちのバァバ、かなりのKY(空気読まない)です。
そのエピソード。
7月にぼくのじいちゃん(バァバの父親)が大往生して、その葬式に行ったときのこと。
バァバは三人兄弟の真ん中で、上に兄、下に弟がいる。
つまりぼくの伯父さんと叔父さんね。
んで叔父さん(弟)のほうは10年ほど前に、事故で下半身不随になってた。
その後が大変で、叔父さんは荒れるし、叔父さんの奥さんは大変な思いをして家計と叔父さんと、発達障害の娘のお世話をしていたのだけれど、
その後奥さんが参っちゃったのか、逆に癌にかかって亡くなってしまい、娘さん(ぼくのいとこ)も中度くらいの発達障害でずっとコミュニケーションやら頭の回転とかは小学校低-中学年くらいな感じで、
なんというか、もうぼくも会いに行けない状態。
叔父さんはさらに荒れてるわけで、(生前の)じいちゃんとも、バァバとも疎遠になってた。
まぁプライドもあったのかもしれない。
それがね?
じいちゃんの葬式にひょっこり顔出してたんですよ。叔父さん。
がんばりやさんなのか、すんごいリハビリ頑張ったらしく、寝たきりの状態から、なんとか歩ける状態までになってた(゚д゚)
んで、ぼくに「おー!元気にしてるかー!」「会社やめたんだって?思い切ったことしたなぁ!」なんて話しかけてくれた。
その後、「今日はお母さん(叔父さんの姉さん=バァバのこと)来てるのか?」って
コソッと聞かれて、「ええ、前の方にいますよ」
なんて話したら、( ̄- ̄)フーン てな感じで、遠目にバァバ(姉)を見てた。
で、その後、火葬中ってヒマじゃん?その時に、バァバが弟である叔父さんを見つけてね、背中ツンツン(。゜ー゜)σして叔父さんに話しかけてたの。
「久しぶりーーーっ」 って。
そしたら叔父さん、チラっとバァバの方を見て、その後何も発さず、シカトですよ。
(;´∀`)…うわぁ… マジすか…
状態ですよぼくは。
いやぁ、10年位ご無沙汰で、わだかまりとかあったんだろう。
でもシカトかいっ!
でもバァバ、気づいてないのか、よくわからんのだが、話しかける話しかける。
ねぇねぇ、久しぶりー。
元気?
身体どうなの?
頭禿げたんじゃない ←
すっごい禿げたねーーー ←←← (ノ∀`)
その間、叔父さんバァバのことガン無視。
なにこの空気。寒すぎ。
(_- ) ・・・
(ぼくは、誰かこのおばさんを締め出してくれタノム状態ですよ)
その後も一言も叔父さんはバァバに話しかけることはせず。
ぼくはいたたまれなくなって、ずっと親族とも離れて瞑想してたよ。
その後、焼き終わるとさ、骨を箸で拾うじゃん?
二人一組で、二人で一本の骨を拾うわけ。
その時、叔父さん、なぜかぼくには話しかけてきて、
「俺、握力ないから骨拾えないから。拾うフリだけするから。一緒に拾ってくれ」って言われて、叔父さん拾うフリ(箸を骨に添える感じで)、ぼくは実質一人で拾う感じで骨を拾ったわけでした。
じいちゃん、骨しっかりしすぎwww
ジィジ(ぼくの父親)の時より骨しっかり残ってたw
んで、その後、盛大に葬式が始まったわけです。
じいちゃん「家族だけで質素に葬式してくれ」って言ってたけれど、そんなことは無視されてw、これいくらかかってんだよ!ってくらい盛大な葬式されてた(坊主3人ですよ。お経は大したことなかったですけどw)
その時、まぁぼくは(じいちゃんからみたら)孫だし、バァバは子なので、一番前に座らされて。
その時、叔父さんも2列めに座ることになって(まぁ子だから当たり前なんですけれども)
その式の直前も休憩中もね、
バァバは後ろ向いてずっと叔父さんに話しかけてたwww
(小学生かよw)
さすがに周りにも人がいて、無視するわけにも行かず、叔父さんも問いかけに答える形で話し始めてね。
バァバはリハビリとか、聞きまくり。
叔父さんはリハビリだけじゃなく、どのくらいしびれてるか、日常生活はどの程度たいへんかを語ってた。
いやぁー。ぼくはヒヤヒヤでしたよ(; ̄ー ̄A
んで思った。 バカは最強だ。
KY最強伝説!!!
その後、お食事会では、バァバと叔父さんは隣どうしに座り、
お酒をのんで楽しく昔話を語り合ってた。
10数年ぶりの時間を埋めて、叔父さんの一方的なわだかまり(=おそらく劣等感とかもあったんだろう)も、バァバのあふれるKY(空気読まない)バカエネルギーにあっという間に瓦解され、
楽しくおしゃべりする二人をみて、
ぼくはちょっとバァバのズカズカとずうずうしくも、なんの意もなく入り込んでくるあっけらかんとした、姉の弟への天真爛漫な愛情(ただし思いやりとかそういうたぐいのものではなさそう)に、
こういうのもまぁ、アリかもしれない
と思った。
(いやぼくには無理です。ぼくなら最初にシカトされた時点でもう自分から話しかけず、縁が切れると思います)
しかしすげぇな。
これはいいバカだと思った。
尊敬するよ(真似しませんが)
どんな人かって?
「あたしンちのお母さん」みたいな人ですw
んじゃ! ちゃお♪